経営者イノベーション・ラウンドテーブル(EIRT)



経営者イノベーション・ラウンドテーブル(EIRT)は、日本の社会・経済におけるイノベーション創出を中核的テーマとして、産業界・官公庁・学術機関・市民社会(産官学民)の多様な参加者による横断的かつ実践的な対話の場です。本ラウンドテーブルでは、セクターの壁を超えた本質的な問題点の共有、共通認識の形成、そして広く社会へのインパクトを持つ実効性のある提言を行うことを目的としています。日本においては、これまで産官学民が一堂に会し、明示的かつ継続的な形で対話を行う「場」が十分に構築されてきませんでした。この構造的課題が、セクター間の分断を生み、社会全体としてのイノベーション創出力を制限してきた側面があります。本イニシアチブは、この課題を解決し、日本社会全体のイノベーション・エコシステムを活性化するための重要な基盤となることを目指しています。

ラウンドテーブル1:本質的な対話と発信の場

  • ラウンドテーブル1の最大の特徴は、従来の会議形式とは一線を画す点にあります。限られた発表者によるレクチャーやパネルディスカッションではなく、テーブルに参加した全員が対等な立場で議論に参加し、多様な視点から意見を交わし、合意形成や提言を行うことを目指します。この「全員参加型」の対話形式により、多角的な視点からの問題分析と創造的な解決策の創出が可能となります。
  • ラウンドテーブル1では、チャタムハウスルールを採用します。これは英国の王立国際問題研究所に由来する会議参加者の行動規範で、会議で得られた情報は自由に利用できますが、発言者の身元や所属を明かしてはならないというものです。この規範により、参加者は組織の立場や利害関係に縛られることなく、忌憚のない意見を述べることが可能となり、より本質的で創造的な議論が促進されます。
  • 運営方法としては、まず数名の参加者にキックオフとなる簡潔な問題提起をお願いし、その後はファシリテーターのサポートのもとで全体議論を展開します。限られた時間で最大限の成果を得るため、モデレーターやファシリテーターによる厳格なタイムキーピングを実施します。参加者の皆様には、簡潔かつ要点を絞ったご発言をお願いいたします。これにより、多様な視点を効率的に集約し、実りある議論を実現します。

ラウンドテーブル2:テーマ特化型の実践的オープンイベント

  • ラウンドテーブル1での深い議論と合意形成を踏まえ、ラウンドテーブル2では特定の産業分野や政策課題に焦点を当てた実践志向のオープンイベントを開催します。ここでは、ラウンドテーブル1で形成された共通認識や課題意識を基に、より具体的な解決策や実行計画の策定、そして実証プロジェクトの立案を目指します。
  • 特定のテーマに関心を持つ幅広い参加者を募り、産官学民の多様な視点と専門知識を結集することで、理論と実践を橋渡しし、実効性のあるイノベーション創出につなげていきます。このアプローチにより、議論だけで終わらない、実際の社会変革につながる成果を生み出すことが可能となります。
2026年2月3日 下記の要領でフューチャーイノベーションラウンドテーブルを開催します。
日時: 2026年2月3日(火)13:00~20:00
場所: 日比谷国際ビルコンファレンススクエア(東京都千代田区内幸町2-2-3 8階)
グッドイノベーション章授賞式併催

「次世代産業の共創へ:産官学による新たな価値創出のエコシステムを築く」
(副題)創造産業・環境・地域・安全保障・AIにおける未来構想と投資のあり方
1.創造産業のイノベーション:文化・アート・エンタメを新しい経済基盤に
2.環境イノベーション:脱炭素・循環経済と技術融合による転換
3.イノベーション地域:ローカルからグローバルへの跳躍拠点
4.安全保障とイノベーション:社会インフラのためのデュアルユースなど
5.人間・社会のためのAI:人間視点にたった創造的AIの活用

経営者イノベーション・ラウンドテーブルの構成

  • ラウンドテーブル議論では限られたスピーカーによるレクチャーやパネルでなく、テーブルに参加した全員が議論し、意見を交わし、合意形成や提言を行うことが狙いです
  • チャタムハウスルール(※)に則って忌憚のないご意見をいただければと思います
  • 最初にキックオフの一言を何人かにお願いし、ファシリテータのサポートで議論を進めます
  • ラウンドテーブルの運営方式として、モデレーターやファシリテーターによる厳しいタイムキーピングへのご協力をいただきたく、ご発言の際には簡潔で短めにお願いいたします。


(※)チャタムハウスルール原則

  • 平等性の重視
  • 多様性の重視
  • 建設的対話の重視
  • 相互尊重の重視
  • 合意形成の重視