Systematic/Systemic Innovation Management Award (システマティック・イノベーション経営賞 SIMA: Japan)

Systematic/Systemic Innovation Management Award (SIMA): Japanの対象

  • 国際規格ISO56002及び本年発行のISO56001(IMS)に準拠、世界規格に基づく日本初の賞(アウォード:2つのカテゴリー)を創設します。

 

SIMA (for Organization)

SIMA (for Individual)

システマティックなイノベーション”を確立・実践している組織を表彰

左記のイノベーション経営活動を支援している個人(IMP: Innovation Management Professionals)を表彰

イノベーション経営において優れた企業への賞、IMSの成熟度や成果に基づく賞ほか、目覚ましいIMS活動などに対する特別賞などを設定します。

国内外の錚々たる専門家・実践者によるSIMA審査員会を設置し、その国際規格に準拠した透明性のある評価によって選出します。

 

※新事業・新製品よりも企業から組織、地域のイノベーションのシステム的な試みに光をあてる。

※企業・スタートアップ、エコシステム、地方創生なども射程に入れる。

※教育機関における高度人材育成など、イノベーション経営システムの高度化に資する組織も対象とする。

システマティック・イノベーション経営賞(SIMA)への想い

  • 2019年から2024年にかけて、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の国際規格ISO56000シリーズが順次発行され、世界のイノベーション環境は大きな転換点を迎えています。特に2024年9月10日に認証規格であるISO 56001が発行されたことで、イノベーション経営システムの時代が本格的に幕を開けました。この規格により、IMSを導入・実践している企業や事業を外部機関が客観的に評価できるようになり、イノベーションの取り組みが経営の中核として位置付けられる基盤が整いました。
  • 欧州各国をはじめとする諸外国では、国レベルの生産性向上という戦略的意図から、この規格に基づく認証システムの整備を積極的に進めています。一方、日本ではまだ認証システムが整備されておらず、国際的な潮流に遅れをとっている状況です。一方でイノベーションという考えのもとでは、従来の品質管理のような「管理的・保守的な」アプローチではなく、イノベーションを促進する新しい認証の在り方を模索する必要があります。そこでこの賞が構想されました。
  • 人口減少社会を迎えた日本の持続的成長には、人材教育やスタートアップ投資などの施策と並行して、生産性を高める取り組みが不可欠です。この生産性向上は、大企業から中小企業へ、産学連携まで含めた幅広いイノベーション経営の実践にかかっています。
  • IMSの本質は「不確実な状況で新しい価値を実現する能力を高めること」であり、その対象は新製品・サービスだけでなく、プロセスやビジネスモデル、エコシステムも含まれます。つまり、「たまたまイノベーションが起きた」のではなく、「システマティックにイノベーションが起きる仕組み」を構築することが重要なのです。日本では、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)ではISO 56000シリーズに準拠した総合プログラム「IMSAP」を提供し、企業のイノベーション能力向上を支援していますが、国全体としての取り組みはまだ発展途上にあります。
  • こうした国際的な流れを日本の文脈に取り込み、啓発を図るため、従来とは異なるの国際規格視点からイノベーション経営を促進する新たな賞制度が「システマティック・イノベーション経営賞」です。この賞は、単に表面的な規格の導入を評価するのではなく、企業が湛えるイノベーション能力を高めるための取り組みを評価するものです。日本企業が国際競争力を維持・強化し、持続的な成長を実現するためには、イノベーション経営の実践が不可欠です。この賞の創設を通じて、日本企業のイノベーション経営への取り組みを促進し、グローバルな潮流に遅れることなく、むしろその先頭に立つことを目指します。システマティックなイノベーション創出の仕組みを構築することで、不確実性の高い環境においても持続的に新たな価値を生み出し、国際競争力を強化することができるでしょう。

システマティック・イノベーション経営賞(SIMA)審査アドバイザー

井上 英之

社会イノベーションと実践的リーダーシップ教育の研究者

大嶋 洋一

東京科学大学 副学長 兼 産学共創機構 機構長 教授

小林 暢子

EY Japan パートナー

田中 里沙

事業構想大学院大学 学長

玉田 俊平太

関西学院大学 イノベーション・システム研究センター長

西垣 淳子

政策研究大学院大学 政策研究院 特任教授

濱口 秀司

ビジネスデザイナー

前野 隆司

武蔵野大学 ウェルビーイング学部長

山口 周

独立研究者・著作家・パブリックスピーカー


総合アドバイザー(加藤 公敬マグナス・カールソン

事務局代表(紺野 登)

加藤 公敬

元日本デザイン振興会常務理事

マグナス・カールソン

Sweden RISE / Amplify

紺野 登

Japan Innovation Network Chairperson 理事

審査対象 分類カテゴリー

(1)新事業や新サービスにおいて企業としてシステミックな経営あるいはイノベーション経営システムを構築・実践している企業・経営者個人賞も含む

1-1)大企業

1-2)中小企業・地方企業

(2)企業の(一部として)新事業や新サービスにおいてシステミックなイノベーションを実践している企業

(3)地域創生(都市・社会イノベーション)、イノベーション地域

(4)研究機関・大学などのイノベーションエコシステム

(5)知識創造企業(IMSの中核的能力としての)